警備員住み込みで働くメリット・デメリット

はじめに
ショッピングモールやオフィスビル、ライブ会場などで活躍している警備員バイトは学歴や経験がなくても取り組める仕事です。
また、ほとんどの場合寮付きで住み込みで働くことが可能なメリットの多いバイトでもあります。
今回は警備員バイトが寮に住み込みながら働くメリットやデメリットをお教えいたしましょう。
警備員バイトの活躍場所

帽子を被った男性

商業施設や公共施設、建設現場、学校、空港、企業が保有する施設、個人宅まで幅広い活躍場所があります。
多くの人が集まるデパートやショッピングセンター、公共施設では来客者が施設内で安全に過ごせるよう見回りをしたり、駐車場への出入りを管理したりします。
また、コンサート会場やライブ会場、花火大会などでは来場者を誘導したり、車の誘導をしたりするのが警備員バイトの仕事です。
建設現場では歩行者の安全を確保するため警備員バイトが活躍します。
また、大型車両が安全に移動するため誘導したり、指示を出したりすることも。
工事は夜間に行われるケースが多いため、警備員バイトは夜勤で働くことも多いです。
警備員バイトの給料事情

スーツから札束を取り出す男性

さまざまな場所で活躍する警備員バイト。
時給はどの位なのでしょうか?
警備員バイトの平均時給は1,300円以上の求人が多く、他のバイトと比べて高いと言えるでしょう。
夜勤になるとさらに時給はアップするため、短期間で稼ぎたい方は夜勤バイトを中心にチャレンジするのがおすすめです。
警備員バイトは日当制の場合が多く、決められた時間より早く終わってもバイト代は払われるので実質的に時給は高くなります。
また、エリアによって時給に差があるため、時給が高めのエリアを選ぶとより稼ぐことができるでしょう。
寮に住み込みながら警備員バイトを行うメリット

喜ぶ女性

他のバイトと比べて時給が高めな警備員バイト。
そんな警備員バイトは寮が用意されており、住み込みながら働くことができるのが特徴です。
では、寮に住み込みながら警備員バイトを行うメリットにはどのようなものがあるのでしょうか?

①まとまったお金がいらない
1人暮らしを始めるとなると、敷金や礼金、家具や家電代などまとまったお金が必要です。
でも、寮に住み込みながら警備員バイトをする場合、これらの費用が不要となるのがメリットです。

②勤務地と寮が近い
警備員バイトに提供される寮は勤務地近くのことがほとんどで、通勤ストレスが少なくて済むでしょう。
仕事で疲れて帰宅するのに満員電車やバスにゆられることがなかったり、朝遅くまで寝ていたりできるため、ゆっくりと朝ご飯を食べることも。
精神的にだけでなく、肉体的ストレスも少なくて済むのは住み込みバイトならではの特権です。

③他の人に気を使わずに済む
一般的なアパートやマンションだと夜勤が終わって帰宅後の生活音で隣や階下の人に迷惑をかけないか気になってしまいます。
でも、警備員バイト用の寮なら他の人も同じ警備員として働いているので、理解があるため安心です。

寮に住み込みながら警備員バイトを行うデメリット

ベッドでうつむいている男性

いっぽうで、住み込みながら警備員バイトを行うことに次のようなデメリットも存在します。

①プライバシーが確保しづらい
会社が提供する寮に住み込みながら働くということは同じ職場の人たちと住む場所も同じということ。
つまり、帰宅後も休みの日も顔を合わせることになるため、オンオフの切り替えがしづらくなります。
休みの日にゆっくりしたいと思っても、遊びや食事に誘われたら断りづらいです。
せっかく1人の時間を過ごしたいのにプライベート時間を確保できないこともあるでしょう。
また、お風呂や食堂などが共同の場合、ゆっくりと入浴したり食事したりできないことも。
これは仕事とプライベートを区別したい人にとって、デメリットと言えるでしょう。

②好きな場所に住むことができない
住み込み用に用意されている寮は住む場所を自由に決めることは難しいです。
雇用主が保有する寮やアパートやマンションを借り上げて寮として用意しています。
選ぶことができたとしても、建物内のどの部屋にするか程度になると思います。
もっと便利な場所に住みたい、豪華な物件がいい…などの場合は自分で探すしかありません。
寮として提供される部屋が自分の希望とかけ離れ過ぎている場合はストレスを感じながら生活することになるでしょう。
こういった場合は自ら賃貸物件を探す方がいいかもしれません。

警備員バイトとして働く際の注意点

考え事をする男性

寮に住み込みながら働くことができる警備員バイトはメリットの多い仕事ということが分かりました。
ただ、注意すべき点もあるため、しっかりと理解しておきましょう。

①研修を受けなければならない
バイトであっても警備員は法律で研修を受けることが決まっています。
研修の種類には新任研修と現場研修があり、それぞれ対象者と時間が違っています。
・新任研修
対象者は未経験の新人
時間は20時間以上
警備員バイトの経験がない人は安全や安心に関する警備員バイトに必要な知識などを研修で学ぶ必要があります。
内容には基本教育と業務別教育があり、トータルで20時間以上学んだら警備員バイトを行うことができます。
・現任研修
対象者は年度ごとに現職の警備員
時間は10時間以上
警備員として働いた経験があっても、年に1度現任研修を受ける必要があります。
研修の内容としては仕事の質の向上に必要な技術や法律についてで、基本研修と業務別研修を合わせて10時間以上と決められています。

②シフトの組み方に気をつける
警備員バイトとして働く場合、学業などに支障がないようシフトを組むようにしましょう。
また、夜勤はどの位あるのか、危険度はどの程度か、体力は必要か、なども確認した方がいいでしょう。

③口コミなどをチェックする
警備員バイトを雇用する警備会社のホームぺージや口コミも要チェックです。
口コミの評価があまりにも低かったり、ホームページがなかったりする会社は応募をやめた方が無難です。

寮で住み込みながら働ける警備員バイトの探し方
寮で生活しながら住み込みで働ける警備員バイトの求人を効率よく探すにはどうすればいいのでしょうか?

①知人、友人の紹介
警備員バイトをしている知人や友人から紹介してもらうのもいいでしょう。
実際に働いている人からリアルな声が聞けるため、おすすめの方法です。

②求人誌
コンビニや駅に置かれている求人誌に住み込み可の警備員バイトの求人が掲載されていることも。
ただ、設置されているエリアに限定されていることが多いため注意しましょう。

③求人サイト
求人サイトなら自分の希望する条件や待遇で大量の求人から検索できるのでおすすめ。
勤務地や時給など詳細に条件を設定して検索することができるでしょう。
特におすすめなのが住み込みバイトに特化したサイトの利用です。
全て寮を完備した求人となっており、効率よく寮付きバイト探しができるでしょう。

まとめ
警備員バイトとして住み込みながら働くメリット、デメリットについてまとめてみました。
また、警備員バイトとして働く際の注意点や探し方などについてもご紹介しましたが、お役に立ちそうでしょうか?
寮付きで働くことができる警備員バイトにはメリットもありますが、デメリットもあります。
どちらも理解した上で求人探しをしてくださいね。

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